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自分の思い通りに動かせる内臓

これは1個しかありません

肺です

直接心臓の鼓動を早くしたり遅くしたりはできません

自動でなります

人前に立って心臓が勝手にバクバクなってしまったり

同じように胃が伸縮して痛くなったり

腸がゴロゴロなったりをコントロールすることはできません

しかし唯一、肺だけは自分の意志で

大きく吸うことが出来ます

この 息を大きく吸う がとても重要で

感情的になったり

パニック状態や

緊張状態のときは必ず呼吸が浅いです

人間は大体そのような状態の時に間違った選択をしますので

自分の状態に気が付いたときは深く息を吸い状態を整えましょう

昔から日本語には息を使った言葉がたくさんあります

気持ちが合う時は「息が合う」

権威ある人から後援を受ける人のことを「息が掛かった人」

強い口調で「息巻く」人の下では「息が詰まり」そうになったり

巻き込まれないように「息を凝らして」行動したり

場の空気感を表したりもします

仕事で壁にぶつかった時には「息抜き」が必要で

ここ一番の時には「一息」にしあげなければならなかったり

苦境から「息を吹き返した」ので「一息」つけた

これだけあるってことは昔から息が重要であるってことは

日本人の知恵なのです