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忘れねばこそ思い出さず候
係り結び ぞ なむ や か こそ
色々な意味を添えると共に文末の語の活用を制約する働きがあります
ぞなむやか → (結び:文末の語) 連体形になり
こそ → (結び:文末の語) 已然形となります
ぞ なむ こそ 「強意」
や か 「疑問」「反語」
の意味が付きます
まずは基本をしっかり覚えましょう
例文や教科書の中で出てきたときに本文の意味が味付けされます
基本です
しかし言葉なんてのはいつの時代も乱れます
忘れねばこそ思い出さず候
これはその法則があてはまりません
たしか高校時代に教えられたのは阿漕って女の人がいて
自分の仕えてる人の想いをを伝えるために文の最後に添えた言葉って
習ったような記憶があるけどよくよく調べるとちょと違うみたいです
エピソードについては適当なことを教えられたのか記憶があいまいのかわかりませんが
意味自体は変わらないのでまぁいいかって適当に思ったりもします
意味についてですが
こそ(強意) がないと
忘れない 思い出さない
ん?ってなるんですが
思い出すってことは忘れたからです
つまり
あなたのとこは思い出したことがありません
なぜなら片時も忘れたことがないからです
ずっと想っています
授業中にうわーってなった記憶があります
なぜかやたら恥ずかしくなって顔が真っ赤になりました
授業終わった後にそのことを話したくて誰かに言ったら全然響いてなくて
えーって思った遠い昔の話
こそがついて強意の意味が添えられるんですが
打消しの助動詞 ず (特殊活用です覚えましょう)が 已然形 ざれ に変換されないで使うところに
強意はあるけどほのかにぼやかした押し付けないような、しかし云々ってのが人の心や文学の面白さだと思います
ちょとしたエピソードを添えて勉強すると楽しいですよ
受験生頑張りましょう!